【背景】
アメリカでは、ASL(アメリカ手話)を使った子育てがとっても注目されています。
その理由は、大きく分けて2つあります。
<理由1:赤ちゃん編 (Preverbal Learning)>

【対象年齢:3ヶ月~2歳】
まだ、話せない赤ちゃんとのコミュニケーション!
ご存知ない方は、最初は信じられないかもしれませんね。しかし、これは、紛れもない事実です。
ASL(アメリカ手話)は、まだ、言葉が話せない赤ちゃんでも、容易に理解し、表現することもできるのです。
なぜなら、ASL(アメリカ手話)は、キチンとした意味を持ったいわゆるジェスチャーだから。
じつは、まだ赤ちゃんは、口や喉の筋肉や神経が発達していない為に、泣くことは出来ても、まだ、話せません。
しかし、生まれる前から、耳は聞こえ、生後、数ヶ月で両親の言葉を理解し始める事も最近の研究で分かってきています。
泣く以外に自分の要求を伝えられる事を知った赤ちゃんは、まるでスポンジの様に新しい言葉を吸収していきます。
話せない赤ちゃんとのコミュニケーションは、とても感動的です。 体験された両親は、「うちの子天才!」と思わず、自慢したくなると思います。 これは、本当に画期的な発見といえるでしょう。
日本には、21世紀になって紹介されましたが、ASL(アメリカ手話)活用の先進国のアメリカでは、30年以上の研究と実践の歴史があります。
<理由2:幼児教育編>

【対象年齢:2歳以上】
赤ちゃんを対象にした手話は、親子のコミュニケーションが目的なので、ある程度話せるようになったら、ASL(アメリカ手話)を卒業し、使われなくなる事が多かったのです。
しかし、最近、アメリカでは、ASL(アメリカ手話)を継続的に活用することで、驚異的な語彙(ごい)の習得し、文字がまだ書けない幼児が容易にアルファベットを理解・表現し、単語を正しく発音し、文が読める様になる事が、分かってきました。
NHK教育に相当する
【日本の幼児教育への応用】
アメリカのこれらの実績を元に、日本の赤ちゃんから子ども達にASL(アメリカ手話)で英語を教えたところ、驚くほど素晴らしい成果が現れました。
日本の幼児英語教育においても、独自のジェスチャーを取り入れることで、効果が上がることが認められているようです。
ASL(アメリカ手話)は、英単語とフィンガースペルの親和性がとても高く、自然に単語とアルファベットの関連性を理解することが出来ます。
【誰のためのサイト?】
◎ 幼児英語教師
◎ 赤ちゃん向け手話の講師
◎ 家庭で実践されたいご両親
で、このASL(アメリカ手話)による幼児英語教育法を実践されたいための方々のサイトです。
また、ASL(アメリカ手話)そのものが、とても美しい言語で、大人でも楽しく容易に英語とASLを同時に学ぶことができます。